クマぞーの何でも研究室
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翻訳研究室
クマぞーです。翻訳ソフトが使いこなせるようになると、海外の英文ホームページをサクサクと見て回ることができます。また、手順に従って作業すれば早く簡単に訳文を作成することができます。クマぞーがそのようなことを言うと必ず「翻訳ソフトなんか使い物にならない」と吐き捨てるように言う人がいます。確かに、使い方を間違えるとまったく役に立たないこともあります。でも、翻訳ソフトの操作は大変簡単なのでコツがわかればだれでもそれなりに使いこなすことができます。もちろん翻訳業務にも活用できます。偏見を捨てて試してみましょう。
■誰でもわかる翻訳ソフトの使い方

翻訳ソフトは基本的な操作はすごく簡単ですが、時々、わけの分からない(時にはお腹かがよじれるほどユーモラスな)訳文が出力されることがあります。ちょっと工夫するだけで十分に意味のわかる訳文を出力することができますが、その前にあきらめてしまう人が多いようです。「誰にでも」できる使い方のコツをこっそりと教えましょう。

■翻訳ソフト活用のための英文法
翻訳ソフトを活用するには最低限の英文法の知識が必要です。学校で習った英文法で十分ですが、あまりにも昔に習ったので忘れてしまったという人や、習ったけど頭の中を素通りしてしまったという人のために、できるだけ簡単に基本をまとめてみましょう。
■英語ニュースを読んでみよう
翻訳ソフトを使いこなすには「トレーニング」が必要だということは知っていましたか?といっても、苦行難行は必要ありません。WEBサイトから英文ニュースをコピーして楽しみながら練習しましょう。数センテンスでも構いません。毎日続けることが大切です。
■翻訳ソフトの選び方
翻訳ソフトも何種類も発売されていてどれを選んで良いかわからないのではないでしょうか。先日も、某パソコンショップの翻訳ソフトが並んでいるあたりをうろうろしていたら、どのソフトが良いか店員に尋ねている人がいました。面白いので聞き耳を立てていましたが、納得できる説明は聞けませんでした。
 ●できるだけ手間をかけずに、斜め読みができればいいという人

とにかく一次出力が少しでも良いものを選んでください。
翻訳ソフト情報サイトのGreen and Whitehttp://homepage2.nifty.com/oto3/)には、市販されているほとんどすべての翻訳ソフトの出力文が掲載されているので、じっくり比較してみましょう。→翻訳ソフトの評価

 ●訳文作成の支援ツールとして活用したいという人

 実務で使える翻訳ソフトの最低条件
  1. 出力される訳文が一定以上のレベルであること。
    リライトをするのが前提条件ですので、こなれた訳文を出力する必要はありませんが、あまりにもでたらめな訳文では修正する気がおこりません。できるだけ安定した直訳が出力されるものを選びましょう。
  2. 出力スピードが速いこと
    辞書を登録したり、フレーズ指定したりして何度も訳文の再出力を行いますので、スピードが遅いとかなりのストレスになります。
  3. 高機能な「対訳エディタ」が搭載されていること
    出力文を「翻訳」レベルに編集するには、操作しやすい多機能な対訳エディタが不可欠です。
  4. 高機能な「辞書ツール」が搭載されていること
    大量の登録が一括でできる機能と意味情報や文法情報を付加できる詳細登録機能が必須です。
  5. 対訳データベース(翻訳メモリ)機能が搭載されていること
    完成した訳文を原文とともに蓄積して再利用するための対訳データベースは、翻訳ソフトの最大の弱点を克服する機能です。
  6. 頑強なシステムであること
    少量の文章であればさくさく動くものの、まとまった分量の文章だと途中で止まってしまうようなソフトがあります。実は、業務で使用する場合に何よりも重視しなければならないのは、「フリーズしない」ことです。
どちらにしても、使い方にはちょっとしたコツが必要です。特に実務で使用するにはそれなりのトレーニングをする必要があります。最低限「翻訳ソフト超入門」の内容はマスターしておいてください。

■製品研究/試用レポート

翻訳ソフトや翻訳に役に立つソフトウエアなどの試用レポートを随時掲載します。


お勧め!
「稼げる実務翻訳ガイド2007年度版」(アルク)

誌上翻訳教室
「翻訳ソフト基礎トレーニング」

6ページほどの記事を書きました。

「翻訳ソフト食わず嫌い」症候群の方へ
思わず使ってみたくなること請け合い!

編集部もうまいことサブタイトルをつけたものです。

-内容-
 Part1 翻訳ソフトの基礎知識
 Part2 翻訳ソフトを使った作業の流れ(「前編集/辞書登録」「中間編集」「後編集」)
 Part3 演習問題(VOAの記事を使って)
 Part4 もっと活用するには


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